こんにちは。超ビビリな臆病ねこちゃんと一緒に暮らしているのいねうです!
我が家のねこちゃんは、警戒心が強すぎるビビリちゃんで、初めて保護主さんのおうちで対面した時にはソファの下にじっと隠れて出てきてくれませんでした。
保護主さんもなかなか触ることはできなかったようで「本当にこの子でいいんですか?一生触れないかもしれないですよ」と心配されるほどでした。
しかし、今では、自らなでなでを要求してくるあまえんぼちゃんになってくれました!今回は、臆病なねこちゃんがなでなで大好きねこちゃんになるまでに実施したことを紹介します!
我が家のねこちゃんビフォーアフター
おうちに来たばかりの様子。ケージの隅で固まって動かなかった…。

昨日の様子。ねこちゃん最大の弱点のはず…のおなかもちもちが超お気に入り。なでなでを辞めると怒り出す始末。


警戒心MAXからのあまえんぼさんに劇的ビフォーアフター!!
我が家のねこちゃんに実践したこと
我が家のねこちゃんがあまえんぼモードを搭載するまでの間にしたことを紹介していきます!
我が家の猫データ
まずは、我が家のびびりねこちゃんがおうちにやってきた当初の状態がこちらです。
- 1歳のときに我が家にくる
- 元野良の保護猫
- 超がつく臆病
- 人間がこわい
- 保護主さんに難易度☆5と言われる
- 一生触れない可能性があると言われる

それでも可愛すぎたので我が家に来ていただきました!
これが運命…!?
ケージの隅から出てきてもらうために実践したこと
ケージの隅で固まって出てこない状況が続いたので、行動範囲を広げてもらうために実践したことを紹介します。この家は安全で楽しい場所だと思ってもらえるようにします。

最初はケージの隅にいるところを
遠くから双眼鏡で眺めていました(怖がられないように)
おやつで釣る
くいしんぼなねこちゃんには効果抜群です。「美味いものくれる」=「いい奴」だと思っていただくことで、少しでも警戒心を薄めるのに有効です。
近づくと怖がられてしまう場合には長い棒におやつを乗せたスプーンをくっつけて遠くから餌付けするといいかもしれません。なれてきたら徐々に距離を詰めていきましょう。
我が家のねこちゃんは最初ちゅ〜るにもあまり食いついてくれなかったのですが、少しずつ慣れていきました!
おもちゃで釣る
遊ぶの大好きなねこちゃんに効果抜群です。びびりで隅っこで固まっていても、おもちゃを使ったら食いついて、外に飛び出して遊んでくれるかも!
なれるまではケージの外から中におもちゃの先を入れて遊んでもらうようにして、徐々に外に誘導しましょう。
食いつきがすさまじかったおもちゃがこちら!
100均(ダイソー)のおすすめのおもちゃはこちら!
「ひもが伸びる猫じゃらし(鈴付き、ネズミ)」


安いのに丈夫なのでかみかみされても壊れにくい!
我が家でも常備しています!
我が家のねこちゃんに効果がありました!もともと遊ぶの大好きだったみたいなので、おやつのときよりもびびらずにおもちゃに食いついていました。
ケージの中からなかなか出てこれず遊んでくれないねこちゃんには、ケージの中で一人で遊べるおもちゃもおすすめです。
ケージに入れるおもちゃは小さいもの・壊れやすいものは誤飲してしまうことがあるので注意しましょう。
なでなでさせてもらうまでに実践したこと
一生触れないかもしれないと言われた我が家のねこちゃんですが、今ではなでなでが大好きです!どのようになでなで大好きねこちゃんになったのかというと、意外なアイテム「孫の手」を使いました!
おもちゃやおやつを使って多少生活に慣れてくれても、人間に触られるのはまた別のようで、やっぱり怖がられてしまいます。「人間に触られるのこわくない!気持ちいいかも!」と思ってもられるようなきっかけを作ります!
孫の手をつかう
人間が直接手で触ろうとすると、ねこちゃんは恐怖を感じてしまったり、人間はひっかきや噛みつきなどで怪我をしてしまったりすることがあります。
そんなときは道具を使いましょう!私が実際に使用したのは「孫の手」です!
使い方はとっても簡単です!「孫の手」でなでるだけ!以下のポイントをおさえてみて実践してみてください!
使い方ポイント
- 近づくときは静かに
- 寝ているときは控える
- 嫌そうなときはすぐ辞める
- 安心できる場所(ケージや高いところ)で行う
孫の手をつかったときの反応
最初はびっくりして逃げられることもあります。少しでも嫌そうな空気を感じたら辞めるようにしていました。
安心できる場所でくつろいでいるときなどにゆっくり近づいて、孫の手のにおいを嗅がせたあと、特に嫌そうでなければ背中のあたりを軽くなでていました。
我が家のねこちゃんの場合、2週間くらいでかすかにゴロゴロ音がきこえるようになりました!(感動)

なでられるの気持ちいいかもと思い始めたようです!
孫の手に慣れてきたら
孫の手のなでなでにねこちゃんが慣れてきたら、いよいよ手でなでてみましょう。こわがるとねこちゃんにも伝播するのでご注意を!
まずは孫の手でなでてみて、ゴロゴロ音がし始めたら手にバトンタッチします!ピクッと反応するか、気付かずリラックスしたままになったりします。
少しずつゆっくりなでなでを好きになってもらいましょう!

でも、けがには気をつけて!
ねこちゃんの嫌がることはしないようにする
ねこちゃんに限らず、好かれるためには「相手の嫌がることをしないこと」が重要です!そして、嫌がることをしないためには、ねこちゃんがされたら嫌なことを知っておく必要があります。
声の大きさに気をつける
猫の聴覚は人間の3倍と言われます。耳がいいねこちゃんにとって大きな声を出す人間は苦手対象になります。ねこちゃんのいる空間では、落ち着いたトーンで話すよう心がけましょう。
足音に気をつける
声だけでなく、足音にも気をつけましょう。重心の低いねこちゃんは大きな足音の振動にも敏感です。ねこちゃんのまわりでバタバタと走り回ったり、大きな音を立てて歩いたりしないようにしましょう。

我が家のねこちゃんは新しいスリッパを使ったら
びっくりしすぎておもらししてしまいました。ごめんよ…。
むりやり触らない
触ろうとしたら逃げられたり、ひっかかれたりする場合はむりやり触ろうとせず、そっとしておいてあげましょう。ねこちゃんの「そっといておいて」という気持ちは尊重してあげると、徐々に無害なやつと認識してもらえるようになります。
スリスリされたり、鳴いて要求されたりしたときは、いっぱいなでなでしましょう!
甘えてもらえて嬉しい人間と、なでられたい気分のときだけなでてもらえるねこちゃんのWin-Winの関係が築かれます。
人間が恐怖の対象であることを意識する
自分より何倍も体の大きな人間に見下されたり、手を振り下ろされたりするのはねこちゃんにとって恐怖になりかねません。
自分がねこちゃんに恐怖を与えかねないことを意識して、目線や動作に十分配慮しましょう。
最後に
臆病なねこちゃんになつかれるためには、おやつ・おもちゃ・孫の手を使って歩み寄ることと、ねこちゃんの嫌がることをしないようにする配慮が必要です!
我が家のねこちゃんの場合は孫の手のおかげでなでなで大好きねこちゃんになったので、なかなか触らせてくれないねこちゃんと暮らしている方には試していただきたいと思います!
ねこちゃんによって性格も反応も様々かと思いますので、結果は異なる場合もあります。あくまでも参考程度ですが、実施してみてください!
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